資格×転職
PR【2026年最新版】ビジキャリ1級 営業・マーケティングは転職に有利?求人の評価と年収例
「営業の経験を活かして、企画や管理の仕事へ進みたい」
「ビジネス・キャリア検定1級を取れば、その後押しになるのかな」
そう迷っていませんか?
結論を先に書くと、営業・マーケティングの経験を重ね、部門の課題を分析して打ち手を考える力を確かめたい人に向く試験です。JAVADAは実務経験10年以上で部長などを目指す人を目安とし、課題分析から方策の立案・実施までの管理能力を論述で問います。経験年数は受験資格ではないため、誰でも受験できます。
ただし、合格が転職でどのように評価されるかは、応募先の条件と分けて考える必要があります。これまで担当した仕事で応募できる求人を先に探すこともできます。この記事では、1級を学ぶ目的と、取得前後に仕事を選ぶ手順を整理します。
結論:ビジキャリ1級 営業・マーケティングは転職に有利?
確認した求人では1級の保有は必須でも歓迎でもなく、資格を取るだけで応募先が増えるとは確認できませんでした。
求人が求めていたのは、営業経験、企画・分析、施策の実行、組織運営などです。すでにこれらの仕事をしている人なら、1級の学習や論述を通して経験を整理し、面接で説明する助けにはなります。転職のために今から取得を優先すべきかは、目指す求人の必須条件で決めましょう。
| あなたの状況 | 求人との関係 | 次の一手 |
|---|---|---|
| 企画・改善の経験あり+1級合格 | 資格より実績が中心。論述で整理した考え方を補足に使える | 担当した課題、判断、結果を示す |
| 実務経験あり+未取得 | 確認した求人では資格なしでも必須経験を満たせば応募できる | 受験前に希望職種の要件を確認する |
| 営業のみの経験+1級合格 | マーケティング実務が必要な求人では、合格だけで条件を満たせない | 営業企画など経験と接点がある職種を探す |
| 実務未経験+1級合格予定 | 試験は受けられるが、企画・管理職求人の経験要件は残る | 未経験で担当できる業務を探す |
中央職業能力開発協会(JAVADA)が想定する1級受験者は、実務経験10年以上で部長・ディレクター相当職を目指し、該当分野の2級合格または同等能力を持つ人です。これは受験資格ではなく目安で、実際には受験資格はありません。JAVADA「1級について」(2026年9月28日確認)
ビジキャリ1級 営業・マーケティングの試験概要と合格率
1級は営業とマーケティングを一体で扱う
2・3級では「営業」と「マーケティング」が別の試験ですが、1級は両方を扱う「営業・マーケティング」です。JAVADAは、全社戦略の実現に向けたマネジメント能力を評価すると説明しています。営業成績や広告運用の知識だけでなく、組織の課題を見つけ、方策を立案・実行する視点が必要です。JAVADAの分野案内と1級の試験範囲を確認してください。
2025年度の公式問題の出題趣旨では、テーマ問題に営業部門のシステム導入、地域のスーパーのマーケティング戦略、事例問題に取引先からの受託終了に直面した企業の経営・営業戦略が挙がっています。これが「営業・マーケティングを一体で扱う」の具体的な意味です。
2026年度の1級は前期試験で実施
| 項目 | 2026年度の内容 |
|---|---|
| 試験日 | 2026年10月4日(日)10:45〜13:15 |
| 申込期間 | 2026年4月20日〜7月10日。受付終了 |
| 合格発表 | 2026年12月11日(金)予定 |
| 受験資格 | なし |
| 出題形式 | 論述式2問。テーマ問題40点、事例問題60点 |
| 試験時間 | 150分 |
| 受験料 | 12,100円(税込)。申込手数料は別途 |
| 合否基準 | 試験全体で概ね60%以上、かつ問題ごとに30%以上 |
日程はJAVADAの2026年度試験日程、形式・合否基準は1級の説明、手数料は受験料の案内で確認しました。2026年度の申込は終了しています。次回の実施予定は申込前に公式ページで確認してください。
合格率は直近3年で15〜29%
| 年度(前期) | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 45人 | 13人 | 29% |
| 2024年度 | 52人 | 8人 | 15% |
| 2025年度 | 47人 | 12人 | 26% |
出典:JAVADAの2023年度・2024年度・2025年度前期実施結果(2026年9月28日確認)。年による差があるため、合格率だけで準備量を決めず、2問それぞれの最低得点も意識しましょう。
求人でビジキャリ1級 営業・マーケティングは評価される?
確認した3件では、資格保有より職務経験が条件だった
WHEREの営業企画求人は、法人営業3年以上、CRM・SFAの利用経験に加え、営業プロセスの改善またはデータから課題を見つけて改善した経験を必須としています。コーセーのマーケティング戦略求人は、事業会社での事業戦略・経営企画・マーケティング企画の経験、またはコンサルタントの経験を必須としています。
immedioのマーケティング部長求人は、BtoB SaaSのマーケティング責任者、BtoBマーケティング戦略立案、販売につながる案件創出、マネジメントのいずれかの経験を求めています。この3件の必須・歓迎条件に、ビジキャリ1級 営業・マーケティングの記載はありませんでした(2026年9月28日確認)。3件から全求人の傾向は断定できませんが、少なくとも資格を取ればこれらの求人に応募できる、とは言えません。
1級を使えるのは、実務との接点を説明できるとき
2025年度の1級試験では、営業管理システムの導入や市場環境の変化に応じた戦略など、課題を分析して実行まで考える問題が出ました。WHEREの求人なら営業データと業務改善、コーセーの求人なら事業戦略とマーケティングKPIに接点があります。応募書類では「1級合格」だけで終わらせず、実務で同じ種類の課題をどう解いたかを併記しましょう。試験に合格した事実を、未経験の業務を行った証拠として扱わないことも大切です。
資格手当は確認できず、提示年収は職務への対価
3件の求人には、この1級を対象とした手当額の記載もありませんでした。求人の提示年収を「1級を取った人の年収」と読まないでください。具体的な給与と勤務条件は後述の表で比べます。
ビジキャリ1級が転職で有利になりにくいケース
資格を取れば応募条件を満たせると考える場合
1級には受験資格がありません。しかし、WHEREは法人営業とCRM・SFAの利用、コーセーは企画などの経験を条件にしています。資格を取得しても、その経験条件は満たせません。受験に時間を使う前に、希望する求人の必須条件を一つずつ確認しましょう。
営業だけの経験でマーケティング責任者を目指す場合
1級は二つの領域を一体で扱いますが、合格しただけで双方の実務経験を持つことにはなりません。たとえばimmedioの求人は、BtoBマーケティングの戦略や組織運営などを求めています。営業経験しかない人は、まず営業企画など前職との接点がある職種を検討し、マーケティング側へ移るなら実際に担当した施策を増やす必要があります。
個人の売上を、組織運営の実績として示す場合
個人の受注額と、チームの目標設定や育成、営業プロセスの改善は別の仕事です。管理職・企画職を目指すなら、自分がどの判断を担い、誰を巻き込み、どの指標が変わったかを分けて書きます。部下の人数や予算の責任を持っていなければ、その経験を管理職経験として盛らないでください。
【経験別】1級をどう活かすか
営業経験がある人は、企画・管理に関わった仕事の範囲から応募先を選ぶ
営業企画やマーケティング企画を考えるなら、顧客への提案に加えて、営業の進め方や販売施策をどこまで決めてきたかが手がかりになります。たとえば、商談が止まる段階を調べ、提案資料を変え、その後の受注までの動きを比べる仕事です。個人で工夫したのか、チームの進め方まで変えたのかでも、応募先で担える仕事は違います。
1級では営業とマーケティングを統合し、課題を分析して方策を立て、実施する管理能力が問われます。その学習内容と自分の仕事を照らし合わせ、求人では担当業務と必要な経験を確認してください。資格の合格と、実際に企画・管理を担った経験は別の情報です。応募時には、担当した範囲を具体的に伝えます。
マーケティング企画の経験者
コーセーのような戦略部門の求人では、施策を実行した事実だけでなく、事業計画やブランド・顧客戦略への関与が問われます。市場・顧客の分析、施策を選んだ理由、KPIの変化を整理し、自分が担当した範囲を明確にしてください。1級のマーケティング戦略の知識は、経験の説明を補えます。
営業・マーケティングの管理職経験者
immedioの求人は戦略だけでなく、組織づくりと販売につながる案件の創出を担います。予算、人員、部門間の目標について、決裁した範囲と結果を示しましょう。1級の合格を「部長相当職の能力を問う試験を受けた」説明には使えても、実際の部長経験の代わりにはできません。
未経験の人は、合格を待つ前に経験を積める仕事を探す
1級に受験資格はありません。一方で、JAVADAが示す目安は実務経験10年以上で部長などを目指す人です。論述で問われるのも、課題分析、方策の立案、実施に関わる管理能力です。営業・マーケティングの実務がまだない場合、まずは求人の経験条件を読み、今の経歴で応募できる仕事を探してください。
仕事内容を見る際は、顧客への提案や販売施策の実行など、どの経験を積めるのかまで確認します。その仕事を通じて自分が担ったことが、後に企画や管理の仕事を選ぶ材料になります。1級を学ぶ目的があるなら、受験自体は可能です。ただし、確認した関連職種の求人3件では営業経験や企画経験などが求められており、合格だけで経験条件を置き換えられるとは示されていません。
営業・マーケティングの仕事と年収・待遇の見方
資格名だけから年収は決まりません。以下は2026年9月28日に確認した、個別企業の募集条件です。どちらも1級保有者の平均年収ではありません。
| 企業・職種 | 提示年収 | 必須条件の要点 | 待遇で確認すること |
|---|---|---|---|
| WHERE・営業企画 | 560万〜720万円 | 法人営業3年以上、CRM・SFA、改善経験 | 月給に固定残業45時間分を含む |
| コーセー・マーケティング戦略 | 500万〜600万円 | 事業戦略・企画などの経験、またはコンサルタント経験 | 想定年収は月20時間残業した場合の額 |
WHEREは東京勤務で週3日出社の案内があり、コーセーは東京勤務です。金額だけを横並びにせず、業務範囲、残業の扱い、勤務地、賞与の条件を比較してください。確認した2件では、この資格を取った場合の上乗せ額は示されていません。 求人が更新される可能性があるため、応募時には各社の募集ページを読み直しましょう。
職種名より、任される仕事の範囲を見る
営業企画なら営業データの分析やプロセス改善、マーケティング企画なら市場・顧客分析やKPI設計など、同じ「企画」でも担当は異なります。管理職求人では、予算や人員の責任を負うかも確認します。1級の試験範囲と重なる仕事でも、資格を持つだけで採用されるわけではありません。
あわせて取得すると強い資格
中小企業診断士
社外の企業に経営助言をする仕事まで考える人には、別の選択肢です。ただし営業企画やマーケティング職の応募条件として必要とは限りません。今の希望職種の必須条件を満たすことを先に確認し、資格を増やす目的を決めましょう。
1級 営業・マーケティングの論述対策・勉強法
経験の薄い領域を補い、設問に沿って答案を書く
1級は営業とマーケティングを統合した論述試験です。2問を150分で解くため、知識を覚えた後は、設問が何を書くよう求めているかを確認し、課題の分析から方策の立案・実施までを答案にまとめる練習が欠かせません。普段の仕事が営業中心ならマーケティング、企画中心なら営業というように、まず経験の薄い領域を洗い出します。基礎が曖昧な部分は、営業とマーケティングが別々になっている2級の範囲で確認できます。2級の合格は1級受験の条件ではありません。
知識の確認から論述・模試へ、段階を追って練習する
学習の初めには、直前ノートの同級向け○×300問で知識の抜けを確かめられます。次に論述30テーマを使い、課題をどう捉え、どの方策を選び、どう実施するかを実際に書きます。答案の形ができてきたら、実戦模試3回分で、本番と同じ150分で2問を書き切る練習に進みましょう。基礎の確認と論述の練習は今から始められます。
資格と経験を活かす転職3ステップ
担当した仕事の言葉で、営業企画・マーケティング企画の求人を探す
資格名に加えて、これまで担当した仕事の言葉でも求人を探しましょう。たとえば、商談の進め方を見直してきた人は「営業企画」、顧客調査や販売施策に関わってきた人は「マーケティング企画」が検索の候補です。そこで、自分が担当した仕事に近い募集を見つけます。
募集要項では、個人の営業活動を担うのか、販売施策の立案やチームでの実施まで任されるのかを読み分けてください。求められる経験と自分の担当範囲が重なる求人を選べば、次のSTEPで応募書類に書く仕事も定まります。
職務経歴書で実績を具体化する
たとえば「営業DXに関わった」だけでなく、導入前の課題、自分が担当した分析・調整、導入後に変わった指標を書きます。担当していない範囲は含めず、資格欄には正式な試験名と合格年を記載します。1級の論述で使う課題・方策・実行の順番は、実績の説明にも役立ちます。
年収の内訳と職責を比べて応募する
必須経験に合う求人を残したら、給与の内訳、固定残業、出社日数、予算・人員の責任を比べます。WHEREの年収例には固定残業45時間分が含まれ、コーセーの想定年収は月20時間残業した場合です。資格手当を期待するなら、支給対象にこの1級が入るか個別に確認してください。
転職エージェントを使うメリットは?
年収や資格手当の条件を相談できる
提示年収の内訳、成果給、資格手当の対象、管理職の職責を確認できます。
希望に合う求人を紹介してもらえる
営業企画、事業会社のマーケティング、広告会社など、経験を活かせる職務を比較できます。
入社前に職場の実情を確認できる
チームの人数、営業とマーケティングの分担、意思決定の範囲などを質問できます。
書類や面接の対策をしてもらえる
資格名だけでなく、分析から改善までの実績をどう伝えるか相談できます。
面接の日程調整を任せられる
現職の業務と重なる日程を調整し、複数社の選考を進められます。
営業企画とマーケティング企画のどちらが自分の経験に近いか迷う場合は、応募条件をエージェントに確認する方法もあります。資格名を伝えるだけでなく、担当した業務と希望する職責を示して、紹介される求人が必須条件に合うか比べましょう。
マーケティング・営業職に強い転職エージェントはこちら。
どの転職エージェントが自分に合う?
| 転職エージェント | タイプ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| マスメディアン(公式サイト・新しいタブで開きます) | 特化型(マーケティング・営業) | マーケティング、広報、営業などの専門職に特化 | 同じ領域で担当職務を深めたい人 |
| JAC Recruitment |
特化型(管理職・専門職) | マーケティング分野の専門担当者が支援 | 管理職や専門職を目指す経験者 |
| doda(公式サイト・新しいタブで開きます) | 総合型 | 業界をまたいで募集を比較できる | 職種や業界の幅を見て検討したい人 |
サービスの対象はマスメディアン、JAC Recruitmentのマーケティング分野、dodaの公式サイトで確認しました(2026年9月28日)。
よくある質問
- 2級に合格していなくても1級を受験できますか?
はい。受験資格はありません。JAVADAが示す実務経験10年以上と2級合格または同等能力は、想定する受験者像です。
- 営業だけ、またはマーケティングだけの経験でも受験できますか?
受験できます。ただし1級は営業・マーケティングを一体で扱います。経験していない領域も公式の試験範囲と過去問題で確認しておきましょう。
- 転職前に1級を優先して取るべきですか?
希望する求人が求める経験を先に確認してください。今回確認した3件では、1級の保有は必須・歓迎条件に挙がっていませんでした。まだ企画・分析の経験がないなら、資格取得だけで応募条件を満たすとは考えず、実務の機会も探しましょう。
- 資格手当や年収アップはありますか?
確認した3件には、この1級の手当額は示されていません。WHEREの560万〜720万円、コーセーの500万〜600万円は各職種の提示年収で、資格取得による増額ではありません。応募先の手当規程を個別に確認してください。
- 2026年度の申込にはまだ間に合いますか?
1級 営業・マーケティングが実施される2026年度前期試験の申込は7月10日に終了しました。申込済みの方は10月4日の試験に向けて論述2問を練習してください。次回の予定はJAVADAの公式日程で確認しましょう。
- ○×300問だけで論述試験に対応できますか?
本試験は論述式2問です。○×で知識を確認した後、テーマ問題と事例問題を自分で書き、時間配分も練習しましょう。直前ノートもご活用ください。
まとめ:求人では経験を先に示し、資格を補強に使う
ビジキャリ1級 営業・マーケティングは、部長相当職の視点で課題分析と解決策を論述する試験です。ただし今回確認した営業企画・マーケティング企画の3求人では資格保有の指定がなく、経験が条件でした。転職で先に示すべきなのは、担当した課題、判断、実行、結果です。 資格はその説明を補う位置づけで使いましょう。
2026年度の申込は終了しています。申込済みなら論述2問を時間内に書く練習を進め、未取得で転職を急ぐなら求人の必須経験を先に確認してください。
参考資料