【2026年最新版】認知症ケア専門士は転職に有利?求人での評価と活かせる人・活かせない人

「認知症ケア専門士を取れば、介護の転職で有利になるのかな」 「第1次試験は通ったけれど、論述の第2次試験まで頑張る価値はあるのだろうか」

そう迷っていませんか?

結論を先に書くと、認知症ケア専門士は、認知症の人のケアを3年以上続けてきた人が、その経験を証明して職場を選ぶための資格です。受験に実務経験が必要なため、合格そのものが「認知症ケアの現場を知っている人」という裏づけになり、資格手当や歓迎資格として扱う施設もあります。

一方で、民間資格なので、持っていないとできない仕事や、配置が義務づけられている職場はありません。介護報酬の加算要件になっている研修とも別物のため、資格名だけで年収が大きく変わるとは考えないほうが安全です。

この記事では、日本認知症ケア学会の公表情報と、実際の求人・採用ページをもとに、認知症ケア専門士が転職でどう評価されるのかを解説します。

結論:認知症ケア専門士は転職に有利?

結論は「現場経験と組み合わせると有利、資格単体では弱い」です。あなたがどこに当てはまるか、まず確認してください。

あなたの状況 転職での有利さ 次の一手
認知症ケアの実務3年以上
+
資格あり
◎ 認知症ケアを任せられる人として評価されやすい 手当や役割で資格を評価する職場を探す
認知症ケアの実務3年以上
+
資格なし
○ 取得すれば経験の裏づけになる 次回試験に向けて第1次・第2次の対策を始める
実務3年未満
(まだ受験できない)
△ 今は資格より経験を積む段階 介護福祉士や認知症介護実践者研修から固める

認知症ケア専門士は、受験資格に3年以上の実務経験がある試験です。そのため「未経験で資格だけ持っている」人はいません。問われるのは、資格があるかどうかより、その経験を次の職場でどう使うかです。

認知症ケア専門士とは?1分でわかる基本情報

認知症ケア専門士は、一般社団法人日本認知症ケア学会が認定する民間資格です。学会は、認知症ケアに対する優れた学識と高度の技能、倫理観を備えた専門技術士を養成し、介護に携わる人の自己研鑽と生涯学習を支えることを目的に掲げています。国家資格ではなく、5年ごとの更新がある資格です。

2026年度(第22回)試験の概要

項目 内容
主催 一般社団法人日本認知症ケア学会
資格の種類 学会認定の民間資格(国家資格ではない)
受験申請期間 2026年3月10日〜4月10日(消印有効)
第1次試験 2026年7月12日(日)9:30〜15:15 Web試験(パソコン等を使いインターネット上で受験)
第1次試験の結果通知 2026年8月17日投函
第2次試験 論述試験。事例3題に各400字以上600字以内で論述し、2026年8月25日〜9月25日(消印有効)に簡易書留で提出
最終結果通知 2027年1月12日投函(同日13時からホームページにも掲載)
受験料 第1次試験 3,000円×受験分野数(4分野で12,000円)、第2次試験 8,000円
受験の手引(願書) 1,000円。受験者1人につき1部の購入が必要
第1次試験の出題 4分野×各50問、計200問(五者択一)
合格基準(第1次) 各分野70%以上の正答率。4分野すべての合格で第1次試験合格
登録・更新 合格後、研修動画の視聴と書類提出で登録(認定料15,000円)。5年以内に30単位以上を取って更新(更新料10,000円)
合格率 48.1%(2025年・第21回、受験者2,219人)

出典:認知症ケア専門士認定試験公式サイト 第1次試験概要、第2次試験概要、制度のながれ、制度規則・細則、受験の手引・標準テキスト、日本認知症ケア学会 認定試験合格状況 (2026年9月30日確認)

2026年度の第2次試験の提出は、9月25日で締め切られています。2027年度(第23回)の日程は、2026年9月30日時点で公式サイトにまだ掲載されていません。受験を考えている人は、学会の公式サイトで次回の案内を確認してください。

受験には3年以上の実務経験が必要

受験資格は、認知症ケアに関する施設・団体・機関などで、試験実施年の3月31日から過去10年間に、3年以上の認知症ケアの実務経験があることです。2026年度試験なら、2016年4月1日〜2026年3月31日の期間で数えます。

公式のQ&Aでは、勤務先が認知症専門の病棟や施設である必要はないとされています。一方で、ボランティアや実習の経験は実務経験に含まれません。実務経験は勤務先に証明してもらうため、転職を考えている人は、今の職場にいるうちに証明書の手配を済ませておくと安心です。

第2次試験は「自宅で書いて郵送する」論述

第2次試験を受けられるのは、その年の第1次試験に合格した人と、有効期間内の第1次試験合格分野を持つ人などです。第1次試験の分野ごとの合格は5年間有効なので、論述で不合格になっても、翌年以降に第2次試験から受け直せます。過去の第1次試験合格者が受ける場合は、「論述問題送付希望届」を出して問題を取り寄せます(2026年度の受付は7月1日〜31日)。

論述の問題は、第1次試験の合格通知に同封されます。自宅などで3つの事例について答案を作り、指定の封筒で郵送します。試験会場で時間内に書く形式ではないぶん、事例を読み取り、根拠のある支援策を600字以内にまとめる力がそのまま問われます。

学会は、第2次試験で次の5点を見るとしています。

  • 適切なアセスメントの視点を持っているか
  • 認知症を理解しているか
  • 適切な介護計画を立てられるか
  • 制度と社会資源を理解しているか
  • 認知症の人の倫理的課題を理解しているか

合格率はおおむね5割前後

回(年) 受験者数 合格者数 合格率
第19回(2023年) 2,799人 1,440人 51.4%
第20回(2024年) 2,585人 1,182人 45.7%
第21回(2025年) 2,219人 1,068人 48.1%

出典:日本認知症ケア学会 認定試験合格状況(2026年9月30日確認)

学会が公表しているのは試験全体の合格状況で、第1次試験と第2次試験に分けた合格率は公表されていません。実務3年以上の人だけが受ける試験で、およそ2人に1人の合格です。現場経験があっても、知識の整理と論述の練習なしでは届かない試験と考えておきましょう。

転職で認知症ケア専門士が評価される理由

資格手当の対象にしている施設がある

介護施設の中には、認知症ケア専門士を資格手当の対象にしているところがあります。たとえば、ニチイホーム青葉台(横浜市)の介護職・正社員の募集では、「認知症ケア専門士/終末期ケア専門士/介護予防運動指導員:各3,000円」と手当が明記されています(月給274,000円〜、夜勤5回分を含む)。

月3,000円なら12か月で36,000円です。第1次・第2次の受験料、受験の手引、合格後の認定料を合わせた36,000円と同額になります。ただし、手当の有無や金額は法人ごとに違い、手当を明記していない求人もあります。

出典:ニチイホーム青葉台 介護職の求人(ニチイ 公式採用サイト)(2026年9月30日確認)

「あれば尚可」として応募時の強みになる

看護師や相談員の求人では、必須ではなく「あれば尚可」の資格として書かれることがあります。たとえば、岡山市の訪問看護ステーションの看護師募集では、「あれば尚可:認知症ケア専門士」と記載されていました。

今回確認した求人・採用ページでは、認知症ケア専門士を必須にしている求人は見当たりませんでした。採用の条件ではなく、同じ経験年数の応募者の中で一歩前に出るための材料という位置づけです。

出典:合同会社あざす訪問看護ステーション 看護師の求人(ハローワーク求人の転載ページ)(2026年9月30日確認)

認知症の人への関わり方を説明できる

施設が認知症ケア専門士に期待しているのは、「行動・心理症状(BPSD)が出たときに、背景を考えて関わり方を変えられる人」です。たとえば、夕方になると帰宅を訴えて落ち着かなくなる入居者に対して、原因を体調・環境・生活歴から探り、対応をケアプランに落とし込んでチームで共有する。こうした役割はユニットリーダーやフロアリーダーに求められることが多く、資格はその素地があることを示す材料になります。

第2次試験の論述では、まさにこの「アセスメント→介護計画→制度や社会資源の活用→倫理的な配慮」を文章で説明します。職場で後輩に「なぜこの対応にしたのか」を言葉で伝えられる人だと示せることが、この資格の本当の強みです。

認知症ケア専門士が転職で有利にならないケース

ここまで読むと心強い資格に見えますが、有利にならないケースも正直にお伝えします。

(1)介護報酬の加算要件になる研修と混同している場合

介護施設が「認知症専門ケア加算」を取るときに必要なのは、国の認知症介護実践リーダー研修や認知症介護指導者養成研修などの修了者です。厚生労働省の介護報酬改定Q&Aでも、この加算の研修要件として扱われているのはこれらの研修や、認知症看護の認定看護師課程などで、認知症ケア専門士は挙がっていません。

つまり、施設にとって「加算を取るために欠かせない人材」になるのは研修修了者の方です。施設の収入に直結するかどうかで見ると、専門士は研修修了者ほど強くありません。

(2)介護・医療の外へ移る場合

評価されるのは、介護施設、病院、訪問看護、居宅介護支援事業所など、認知症の人を支える職場に限られます。一般企業の事務職や営業職へ移るときには、ほとんど評価の対象になりません。

(3)更新をせずに資格が切れている場合

認知症ケア専門士は、5年以内に30単位以上を取って更新しないと資格を維持できません。単位は学会の講座や認定された講座への参加で取ります。履歴書に書く前に、有効期限と単位の状況を確認しておきましょう。

とはいえ、これは「取っても意味がない」という話ではありません。研修や国家資格と組み合わせて見せれば、認知症ケアの中心を任せられる人として差がつく資格です。次の章で、タイプ別の活かし方を見ていきます。

【タイプ別】あなたの場合、認知症ケア専門士は武器になる?

介護職の経験者は、リーダー候補として見られやすくなる

もっとも有利になるのがこのタイプです。特に、介護福祉士を持ち、グループホームや特養の認知症フロアで働いてきた人が認知症ケア専門士を取ると、「認知症ケアを理論立てて説明できる介護福祉士」として見られます。

評価されやすいポイントは次の通りです。

  • BPSDへの対応を、ケアプランやカンファレンスで説明できる
  • 新人や後輩に、関わり方の根拠を教えられる
  • 資格手当の対象になる施設がある

一方で、今の職場では手当も役割も変わらないという人もいるでしょう。その場合は、資格を手当やリーダー職で評価してくれる職場に移るのも選択肢です。

資格を評価してくれる施設かどうかは、求人票だけでは見分けにくいものです。介護職の転職支援に強いエージェントなら、資格手当の有無や、入職後に認知症ケアの中心を任せてもらえるかまで確認してから応募できます。

看護師・相談員・ケアマネジャーは、専門職の幅を示せる

看護師、生活相談員、介護支援専門員(ケアマネジャー)として認知症の人に関わってきた人も、受験資格を満たしていれば受験できます。看護師なら老健や訪問看護、相談員やケアマネジャーなら入所相談や家族支援の場面で、認知症の人と家族への関わり方を具体的に語れる材料になります。

ただし、看護師が認知症ケアの専門性で大きく処遇を上げたいなら、日本看護協会の認定看護師(認知症看護)のほうが、介護報酬の加算要件に直結します。認知症ケア専門士は、本業の資格に「認知症に強い」という特色を加える資格と考えると位置づけがはっきりします。

実務3年未満の人は、まず経験と研修を積む段階

認知症ケア専門士は、3年以上の実務経験がないと受験できません。介護の仕事を始めて間もない人は、今の職場で認知症の人のケアに関わる経験を重ねながら、認知症介護基礎研修や認知症介護実践者研修、介護福祉士の取得を進めるほうが近道です。

経験年数が3年に届いたら、勤務先に実務経験を証明してもらい、受験を申請できます。受験前に転職する可能性がある人は、前の職場での在籍期間と担当業務がわかる書類を手元に残しておきましょう。

認知症ケア専門士を活かせる仕事と年収の目安

仕事 主な内容 資格の効き方 年収の目安(求人記載)
有料老人ホームの介護職 入居者の生活支援、夜勤、認知症の入居者への対応 ○ 資格手当の対象になる例がある 月給274,000円〜(夜勤5回分を含む。手当月3,000円)
介護老人保健施設の介護福祉士 在宅復帰に向けた生活支援、認知症の人へのケア ○ 認知症ケアの根拠を説明できる 年収約454万円(資格取得5年目の例。夜勤月4回・残業月10時間で算定)
訪問看護師 自宅で暮らす認知症の人の看護と家族支援 ○ 歓迎資格として扱われる例がある 月給21万〜24万円(岡山市の例)
グループホームのリーダー・計画作成担当 認知症の人の共同生活の支援、介護計画の作成 ◎ 業務内容と直結 施設・経験により幅がある
生活相談員・ケアマネジャー 入所相談、家族支援、ケアプランの作成 ○ 認知症の人と家族への支援を語れる 施設・経験により幅がある

出典:ニチイホーム青葉台 介護職の求人、松下介護老人保健施設 はーとぴあ 介護福祉士(正職員)、合同会社あざす訪問看護ステーション 看護師の求人(いずれも2026年9月30日確認)。はーとぴあの募集要項には認知症ケア専門士の手当の記載はなく、介護福祉士の給与例として載せています。年収は法人・地域・経験・夜勤回数で大きく変わります。

あわせて取得すると強い資格

介護福祉士

介護職の国家資格です。認知症ケア専門士は「認知症に強い」ことを示す資格なので、土台となる介護福祉士と組み合わせることで、介護職としての評価がはっきり上がります。

認知症介護実践リーダー研修

資格ではなく国の研修ですが、施設が認知症専門ケア加算を取るときの要件になる研修です。認知症ケア専門士で学んだ知識を、施設の加算や体制づくりにつなげられる人として評価されます。受講の方法は都道府県などの実施主体によって違うため、今の職場で相談してみましょう。

介護支援専門員(ケアマネジャー)

認知症の人のケアプランを作る立場になれば、専門士で学んだアセスメントや社会資源の知識がそのまま仕事に生きます。現場の介護職から相談職へ移りたい人に向く組み合わせです。

認知症ケア専門士に最短で合格するには

第1次試験は標準テキストを分野ごとに固める

第1次試験は4分野×各50問で、分野ごとに70%以上を取る必要があります。学会の「認知症ケア標準テキスト」は、第1〜4巻が第1次試験の出題範囲、第5巻が第2次試験の参考資料という位置づけです。分野ごとに合格が5年間有効なので、1年目で取りこぼした分野だけを翌年受け直すこともできます。

第2次試験(論述)でつまずきやすい点

第1次試験を通った人が次に苦労するのが論述です。独学でつまずきやすいのは次の3点です。

  • 事例の感想を書いてしまう
    「本人の気持ちに寄り添う」だけで終わり、何を観察し、何を変えるのかが書かれていない答案になりがちです。
  • アセスメントと介護計画がつながらない
    本人の生活歴や体調、環境から原因を考えた部分と、提案する支援策が別々の話になってしまうことがあります。
  • 制度や倫理の視点が抜ける
    身体拘束の考え方、権利擁護、家族への支援、地域の社会資源など、学会が評価の観点に挙げている部分に触れないまま終わってしまうことがあります。

提出前は答案の型と字数を仕上げる

論述は自宅で書けるぶん、「時間が足りなかった」は言い訳になりません。提出前の数週間は、次の準備に集中すると効率的です。

  • 3題それぞれで「課題の把握→原因の考察→具体的な支援策→チームや家族との連携」の順に骨組みを作る
  • 身体拘束の3要件(切迫性・非代替性・一時性)など、根拠として使う知識を正確に書けるか確認する
  • 下書きを声に出して読み、400字以上600字以内に収まっているかを数える

論述の答案づくりには、36テーマ・281項目で論述の材料を整理した教材が役立ちます。身体拘束をしないための考え方と3要件のテーマはサンプルとして公開されているので、答案の組み立て方をまず確認してみてください。

認知症ケア専門士を活かして転職を成功させる進め方

資格が評価される求人を探す

求人検索では「認知症ケア専門士」だけでなく、「資格手当 認知症ケア専門士」「グループホーム ユニットリーダー」「認知症対応型 計画作成担当」などの言葉でも探してみましょう。資格名が書かれていなくても、認知症ケアの経験者を求める求人は多くあります。

職務経歴書で資格と経験をつなげる

「認知症ケア専門士 取得」と書くだけでは伝わりません。「夕方に帰宅願望が強まる入居者について、生活歴と服薬状況を確認し、日中の活動を見直すケアプランを提案。ユニット内で対応を統一し、不穏時の個別対応の回数を減らした」など、知識を使った場面を具体的に書きましょう。

転職エージェントを味方につける

ここまでのステップを1人で進めるのは、夜勤を含むシフト勤務をしながらだとかなり大変です。そして何より、認知症ケア専門士を持っている人ほど、転職エージェントを使う価値があります。

理由はシンプルで、この資格の手当や評価は法人ごとに大きく違い、求人票の文面だけでは見分けにくいからです。

転職エージェントを使うメリットは?

求人探しから応募、施設とのやり取りまで、相談できることは主に5つあります。対応範囲はサービスによって異なります。

資格手当や役職の条件を相談できる

「認知症ケア専門士に手当は付きますか」「リーダー職として採用してもらえますか」と、応募者が自分から切り出すのは気が引けるものです。エージェントは施設との間に入り、あなたの代わりに条件を交渉してくれます。

「介護福祉士と認知症ケア専門士を持ち、認知症フロアでBPSDの対応を主導してきた」という強みを、施設が評価しやすい形で伝えてくれるので、同じ経歴でも提示される条件が変わることがあります。

希望に合う求人を紹介してもらえる

「認知症ケアに力を入れている施設で働きたい」「夜勤の回数を減らしたい」「リーダーとして経験を活かしたい」。希望を伝えるだけで、条件に合う求人を選んで紹介してくれます。一般には公開されていない非公開求人を紹介してもらえることもあり、自分で探すだけでは出会えない選択肢が増えます。

入職前に職場の実情を確認できる

資格手当は本当に付くのか、身体拘束をしない方針がどこまで徹底されているのか、1ユニットの人員配置、夜勤の人数、研修の受講を後押ししてくれるか。入職してから「思っていたのと違った」とならないよう、応募前に確認できます。

書類や面接の対策をしてもらえる

資格を職務経歴書にどう書けば評価されるか、面接で認知症ケアの事例をどう話せばいいかを、介護業界を知る担当者がアドバイスしてくれます。

面接の日程調整を任せられる

面接や施設見学の日程調整、施設とのやり取りを代わりにしてくれるので、シフト勤務を続けながらでもスムーズに転職活動ができます。

さらに、ここで紹介しているマイナビ介護職・マイナビ看護師は、求人紹介から書類・面接の対策、日程調整、条件交渉、入職後のフォローまで無料で利用できます。エージェントは採用が決まったときに施設から報酬を受け取る仕組みなので、求職者がお金を払うことはありません。

こんな人は、まず相談だけでもしてみてください

  • 資格を取ったのに、今の職場では手当も役割も変わらない
  • 認知症ケアに力を入れている施設で働きたい
  • 人手不足で、1人ひとりの入居者に向き合う時間が取れていない
  • 夜勤の回数や休日など、働き方を見直したい
  • 転職するかはまだ決めていないが、自分の経験と資格でどんな求人があるか知りたい

1つでも当てはまるなら、エージェントに相談してみましょう。あなたの経験と資格なら、どんな条件の求人があるのか質問し、答えてもらうだけでも価値があります。

どの転職エージェントが自分に合う?

転職エージェント タイプ 特徴 向いている人
マイナビ介護職(公式サイト・新しいタブで開きます) 特化型(介護職) 介護職・ケアマネジャー・生活相談員・施設長などの求人を全国で紹介 介護職・相談員・ケアマネジャーとして経験を活かしたい人
マイナビ看護師(公式サイト・新しいタブで開きます) 特化型(看護師) 病院・介護施設・訪問看護ステーションなど看護師の求人を全国で紹介 認知症ケアの経験を活かしたい看護師

介護職・相談員の人はマイナビ介護職、看護師の人はマイナビ看護師を選ぶと、職種に合った求人を紹介してもらいやすくなります。どちらも全国47都道府県に対応しています。

よくある質問

認知症ケア専門士は意味ない資格ですか?

民間資格なので、持っていないとできない仕事はありません。ただ、受験に3年以上の実務経験が必要なため、認知症ケアの経験を示す資格として、資格手当や歓迎資格の対象にしている施設があります。介護福祉士や国の研修と組み合わせて見せることで意味のある資格です。

第2次試験で不合格になったら、第1次試験から受け直しですか?

第1次試験の分野ごとの合格は5年間有効なので、有効期間内なら第2次試験から受け直せます。過去の合格者は、所定の期間に論述問題の送付希望届を出して問題を取り寄せます(2026年度は7月1日〜31日)。

第2次試験の論述は何を書けばいいですか?

事例3題それぞれに、400字以上600字以内で論述します。学会はアセスメントの視点、認知症の理解、介護計画、制度と社会資源、倫理的課題の5点を評価の観点に挙げているので、事例の課題→原因の考察→支援策→連携の順で組み立てるのが基本です。直前ノートもご活用ください。

資格手当はいくらくらいですか?

採用ページで確認できた例では月3,000円でした。手当の有無や金額は法人によって異なるため、応募前に確認しましょう。

資格の更新は必要ですか?

5年以内に、学会の講座や認定された講座に参加して30単位以上を取り、更新の手続きをする必要があります。更新料は10,000円です。

まとめ:あなたの次の一手

認知症ケア専門士は、認知症ケアの現場で3年以上働いてきた人が、その経験を「理論立てて説明できる力」として示せる資格です。資格手当や歓迎資格として評価する施設があり、リーダー職を目指すときの材料になります。

一方で、民間資格なので資格単体で採用が決まるわけではなく、施設の加算要件になるのは国の研修の方です。介護福祉士や研修と組み合わせ、評価してくれる職場を選ぶことが大切です。

参考

執筆・編集

資格転職ノート編集部企画・執筆・更新

企画から執筆・更新まで一人で行っています。